優待面が優れている企業の株を購入する
株価は大きく以下の2点で上昇します。
- 企業の業績の向上
- 企業の人気が上がる
まずは優待利回りが高い企業を狙う。ただその優待されるものが、自分にとって役に立つものか、多くの人が使いやすいものかを考える必要があります。
優待株を企業から開示される開示情報や、優待をまとめているブログから情報を見つけ、値動きにどのように反映されるか見ていくと慣れていきます。
純資産と時価総額を比較し、割安な株に投資する
PBR=時価総額÷純資産 or 株価÷一株あたりの純資産 を見て、
PBR > 1倍 =企業の稼ぐ力や将来性など、何らかが評価されている状態
PBR < 1倍 = 何らかの理由でバーゲンセールの状態
狙うのは、PBR < 1倍 で知名度の低い中小企業で株式市場で放置されている状態
・割安+カタリストが発生しそうな企業を探す
- M&Aする
- M&Aされる
- 増配や自社株買いをする
- 上場する
- 成熟業界でキャッシュリッチで割安企業
貸借対照表の大枠を理解する
・負債や純資産の項目は実際のお金があるわけではなく、証明書が存在するに過ぎない
自己資本比率が高いと、相対的に負債が小さいので、安全と考えられます。
目安としては平均は30%、50%を超えると安全性が高く、70%を超えると極めて安全性が高い と考えられます。
一方安全性を取るあまり、投資や攻めた経営をしていない可能性があり、株価が上がらない場合もあるので、カタリストが発生しそうかどうかを意識するのが重要です。
成長株を見つけるために
PERが割安なものを探す
PER=時価総額÷純利益 もしくは 株価÷1株あたりの利益(EPS)
PERの目安としては、
・東証一部の平均的なPERは15倍程度
- 売り上げや利益が毎年(可能であれば3年以上)10~30%以上増加
かつ株価があまり反応していない - PERが1桁~12倍程度
注意なのは、
売り上げが伸びていないのに利益が伸びているパターン
⇨経費削減によるものなので成長株ではない可能性
一方、売り上げが伸びているが利益が伸びていないパターン
⇨先行投資をしているので、成長株の可能性
投資する際のチェックポイント
現状割安と言えるかどうか
・PERは? PBRは? 優待利回りは?
将来されに割安になる材料は? 中期計画など
カタリストは存在する? 上場など
ROEと配当利回りと株価の関係
- ROE:自己資本利益率 純利益÷純資産 or EPS÷BPS
- PBR:株価純資産倍率
- PER:株価収益率
- BPS:1株あたり純資産
- EPS:1株あたり純利益
ROE:自己資本利益率 純利益÷純資産 or EPS÷BPS
ROEを最低限8%に設定している企業が多い
算定式に株価が関わらない
ROEの高め方
以下の2つの方法がある
・分子の純利益を増加させる
・分母の純資産を減らす
これらがミックスしてROEは動くが、分母の純資産を減少させている企業に注目すべき
自己株式に対する動きについて
自己株式の取得
自己株式を取得すると、期中平均株式数が減少して、1株あたりの利益が増加する。
市場でも自己株式を購入するため、需要が高まる =株価が上がる
自己株式の処分
自己株式を処分すると、期中平均株式数が増加して、1株あたりの利益が現象する。
市場でも自己株式を売り出すため、需要が低くなる =株価が下がる