2024年1月5日に日経新聞で「メルカリが2024年6月までにビットコインで商品を購入できるようにする」と記事が出ていました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC202J50Q3A221C2000000/
メルカリでビットコインが利用できるようになると、仮想通貨・暗号資産にどのような影響があるのでしょうか。今回はどのような影響があるか考えてみようと思います。
普段からメルカリを利用しているけど、ビットコインが使えるようになるとどうなるのかな?
メルカリのビットコイン取引とは?
実はすでにメルカリは、2023年3月16日にビットコイン取引サービスを開始しています(メルカリグループでブロックチェーンサービスの提供・開発を行う会社は株式会社メルコイン)。2023年10月時点ですでに利用者は100万人を突破しております。
ただ今現在はメルカリでビットコインの売買ができるだけで、ビットコインでフリマ商品の購入はできない状態です(2024年1月時点)。
そして、2024年6月からフリマ商品の購入ができるようになるというのが今回のニュースの趣旨です。
今現在の機能としては、ビットコインの売買、メルカリで使わなくなったモノを売って得た売上金・ポイントを活用してビットコインを購入できる、というサービスを提供しています。
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000026386.html
不用品を売ったお金で仮想通貨・暗号資産のビットコイン取引を始められるのは、初心者の方でもとても嬉しいですね!
フリマ商品の売買ができるようになった際の影響
ではメルカリでフリマ商品の売買が可能になると、どのような影響が発生するのかを考察していきます。
影響① ビットコイン価格への影響
ビットコインを利用したフリマ購入がメルカリで可能になると、仮想通貨市場・暗号資産市場の活性化の役割を果たします。
今までビットコインを持っていても、資産運用以外に活用する場がないと考えている人が、メルカリでの売買ができることがわかると参入してくる可能性があります。
その結果、国内の仮想通貨・暗号資産ユーザーが増える⇨ビットコインを購入する⇨需要の増加⇨市場価格の上昇 につながることが予想できます。
とはいえビットコインの価格は変動しやすい特徴があるので、価格が暴落してしまった場合のリスクも考えておきましょう。
影響② アルトコイン価格への影響
影響①により、仮想通貨・暗号資産の有用性が世間に認知され、ビットコインの価格が上昇したと想定します。そうなると、ビットコイン以外の他の仮想通貨・暗号資産であるアルトコインの有用性への期待も集まることが考えられます。
その結果、ビットコイン以外のアルトコインの価格にも影響が及ぶことが考えられます。
影響③ 他のフリマ取引サイト・通販サイトへの影響
メルカリでのビットコイン取引がうまくいき、新規ユーザー数や取引数の増加に繋がった場合、他のフリマ取引サイト・通販サイトでの導入のきっかけに繋がる可能性があります。
特にビットコインは世界中、場所を問わずに送金などの取引が圧倒的に早くできるので、通販サイトを通して海外の商品取引も盛んになるかもしれません。
すでにビットコインで商品購入ができるサイト(ビットコインモール)はありますが、2023年6月時点で月間2200万人以上のユーザー数がいるメルカリでビットコインで商品の売買ができるようになる影響力は大きいはずです。
この影響は複合的に関係してきそうだね!
ビットコインの活用範囲が広がることは仮想通貨・暗号資産に関わっている人達からすると嬉しいニュースだと思います!
メルカリのフリマ商品にはどのようなものがある?
すでにメルカリを利用している方は多いと思いますが、ネット上のフリーマーケットであるメルカリには多数の商品が販売されており、2022年末時点で累計出品数は30億品以上もあります。
以下にメルカリで取り扱いがあるアイテムの例を紹介します!
これらがビットコインで購入できるようになるのは嬉しいです。
https://jp.mercari.com/search?keyword=%E5%AE%B6%E9%9B%BB&status=on_sale&afid=6809670123
https://jp.mercari.com/search?keyword=switch+%E6%9C%AC%E4%BD%93&status=on_sale&afid=6809670123
他にもメルカリにはたくさんの商品があるし、自分でも不用品を売ることができるので、とても便利です!
まとめ
ビットコインを利用してメルカリでフリマ商品の売買ができるようになることで、メルカリが便利になるだけでなく、仮想通貨・暗号資産の市場の拡大や浸透にも良い影響をもたらすと考えられます。
そのためビットコインの需要が上がることが考えられるので、今からビットコインを保有しておくのもアリだと思います。
まずは仮想通貨・暗号資産の口座を開設して、実際にビットコインを購入してみることをおすすめします。
口座の開設は無料で、基本的に誰でも簡単に始めることができるので、ぜひ開設してみてください。